パールネックレスの品質を決める
主なポイント
真珠にはダイヤモンドのような明確な国際基準が存在せず、市場全体で統一された評価基準がありません。
そのため、「品質は価格に比例する」という考え方が基本とされています。
真珠の価値は、以下の要素を総合的に見て評価しています。
照り(輝き)…真珠の表面からあふれる光沢のこと。内側からにじむような強い輝きがあるほど高品質とされています。
巻き(真珠層の厚み)…真珠をつくる層の厚さのこと。しっかりと巻きがあると、光沢にも深みが出て、長く美しさを保つことができます。
キズの有無や大きさ…真珠の表面にある小さなへこみ(エクボ)や傷のこと。キズが目立たないものの方が品質が良いとされています。
形や面の美しさ…真円に近い形や、表面の滑らかさ・均一さも重要な要素とされています。
連相(ネックレスなどで並んだ時の統一感)…珠の色合いや大きさ、照りなどが全体として美しく調和しているかも品質を左右します。





